レオナルド・ディカプリオ主演、ダニーボイル監督の映画。もう25年も前の懐かし映画だ。
調べるとタイタニックの次がこれだったらしい。沢山のオファーを蹴って選んだこの映画。あまり評判は良くないらしいが私はかなり好きで、夏に見たくなる映画の一つだ。夏の終わりも近いけれど今アマプラでも見れるので会員の方は是非。
※エロシーン、グロシーン多少あり
この映画がおすすめな人
- 冒険したい
- 海好き
- 洋楽好き
- パリピ集団の生態と崩壊に興味がある
ネタばれあらすじ
タイのバンコクを訪れたバックパッカーのリチャード。そこでダフィという狂人と出会う。彼は秘密のビーチへの地図を残して変死する。
好奇心旺盛なリチャードは、隣に宿泊していたフランス人カップルのフランソワーズとエチエンヌを誘い共にその島を探す旅に出る。
たどり着いたその楽園の様な島にあったのは大麻畑とサルという女性リーダーが率いるコミュニティ。
大雑把にいうと楽園を追い求め、発見し、その楽園が崩壊していくまでを描いた映画だ。
主な登場人物
- 主人公リチャード(レオナルド・ディカプリオ)
刺激を求めるバックパッカー。割とうそつき。フランソワーズを寝取り、サルとも寝る。 - ダフィ(ロバート・カーライル)
だいぶいかれている人。地図をリチャードに渡し変死。 - フランソワーズ(ヴィルジニー・ルドワイヤン)
フランス美女。エチエンヌの彼女。途中からリチャードの彼女。自分もエチエンヌを裏切ったくせにリチャードの浮気にキレる - エチエンヌ(ギョーム・カネ)
フランス人。めっちゃイイヤツ。フランソワーズの彼氏だが浮気され、身を引く。 - サル(ティルダ・スウィントン)
楽園のコミュニティの創設者でリーダー。神秘的な雰囲気。バッグズという彼氏がいるが、リチャードと寝る。
ネタばれ感想
後半の侵入者を見張るくだりは少し長いなと感じるが、やっぱり今見ても面白い。わくわくドキドキ、サスペンス要素もあるがラストはほろ苦くさわやかな終わり方。
でもあの絶景の中で暮らせるのは羨ましいが、あのコミュニティはパリピ集団なのでもし私があの場にいたら絶対疎外される対象だろう。リーダーのサルの彼氏がリチャードに対してKY発言ぶちかまして場をしらけさせた時なんかヒヤヒヤしちゃった・・・
そんなこんなで男女間のトラブルなどがありつつもみんな楽しく暮らしており、一見素晴らしい楽園に見えるが、サメに人が襲われてから楽園は楽園ではなくなる。
そのまますぐ死ぬと憎まれないが、重傷でも生きながらえてしまった場合、それまでの快適で楽しい雰囲気をぶち壊しにしてしまう。
重傷を負った人を目の届かないところへ置き去りにして邪魔者を排除するなど、理想の楽園を維持するために非人道的になっていくコミュニティのメンバーたち。主人公なのにリチャードもそちら側なのだ。
あの中でエチエンヌだけは初めからおしまいまでずっとモラルを保ち続けることが出来た根っからのいいヤツ。
彼女のフランソワーズがリチャードとデキちゃても許して譲ってやり、置き去りにされたケガ人の面倒を見たり。結局最後はリチャードがケガ人のクリストを殺すことを黙認しちゃったけど。
楽園崩壊
その島は大麻畑を管理する現地の農民が元々住んでおり、これ以上人を増やすなと言われている。だがリチャードはこの島へ来る前に他の観光客に地図の写しを渡していた。
そのせいで新たに4人やってくるのだが農民は彼らを皆殺しし、コミュニティのメンバーにも出ていくよう脅すがサルは拒否。
地図を広めた諸悪の根源のリチャードを撃てばこの島にいる事を許可すると農民のボスに言われ引き金を引くサル。
しかし弾は入っていなかった。撃ってしまえば皆が楽園に幻滅して完全に自滅するだろうと見越してそう仕向けたのだとしたら農民のボスが一枚上手だったね。
サルの必死の引き留めも空しくみんな次々に逃げ出し楽園は完全終了。サルだけは残るが理想を求めて楽園を作ってきたはずなのにむなしい結果に終わってしまい、少し哀れだ。
まとめ
久しぶりに見たけどやっぱり大好きだなこの映画。楽園崩壊までの過程が生々しくておもしろいし今見ても古臭く感じない。あとオーバーツーリズム問題も感じる話だった。
ラストで、楽園での楽しかったころの皆との集合写真を見つめて終わるのが切ない。人を殺しておいて普通に日常生活に戻れるだろうか・・・とも思うけど。
美しい海辺の景色とポップでキャッチーな音楽でゴキゲンになれる映画なのでおすすめ!
映画情報
- 監督 ダニー・ボイル
- 原作 アレックス・ガーランド
- 出演俳優
レオナルド・ディカプリオ
ティルダ・スウィントン
ロバート・カーライル
ヴィルジニー・ルドワイヤン
ギョーム・カネ - 日本では2000年4月22日に公開
- 119分
- ロケ地タイピピ島